このたび、大阪国際交流センターにて第39回大阪府作業療法学会を開催する運びとなり、学会長を務めさせていただくことを大変光栄に思っております。
今回の学会テーマは、
「作業療法の未来図 〜多様なフィールドで広がる可能性〜」です。
近年、作業療法士の活躍の場は、病院内にとどまらず、学校や司法領域、地域の就労支援施設、放課後等デイサービス、さらには一般企業までと、ますます多様なフィールドへと広がりを見せています。これらの現場では、作業療法士ならではの視点と支援が求められており、私たちの専門性の意義が再認識されていると実感しています。
こうした広がりのなかで、分野や立場の違いを超えて互いに学び合い、未来への可能性をともに描いていける学会にしたいと考えております。
当日は、分野にとらわれず、参加者一人ひとりが自由に交流し、意見を交わせる場となることを願っています。
本学会が、作業療法士としての専門性を振り返り、新たな視点とネットワークを得る貴重な機会となることを願い、皆さまと共に充実した時間を過ごせることを楽しみにしております。
2025年12月7日、大阪国際交流センターにて、皆さまとお会いできることを心よりお待ちしております。
学会長 芳賀大輔